dA-tools.com

HOME > AfterFx > expression > 実践 > 値の範囲01

範囲と変換

レンジのリマップ

入門編で不透明度をコントロールするのに回転を利用しました。回転角が0から100度の間は徐々に変化しますが100度を超えると不透明度は100%のままです。それでは360度の時にちょうど不透明度を100にするにはどうすればいいのでしょうか?それには2つの値の関係を調べる必要があります。

kansu02.jpg不透明度と角度を対応させると図のようになります。

この図を見て何か思い出しませんか?
「2つの集合X,YがあってXのどの要素xに対してもYの要素yがただ1つだけ対応するとき、その対応をXからYへの関数と呼ぶ」
まさにそのものです。中学の数学ですね。ではその関係をグラフにしてみましょう。

graph01b.jpg横軸に角度、縦軸に不透明度をとります。3つのポイントをつなぐと直線になりました。一次関数[ y=ax+b ]ですね。このグラフの傾きが2つの値の関係を決めています。

グラフの傾きは Y:X = 100:360 ですから
比例定数[ a ] は 100/360
一次関数の式 y=ax+b に当てはめて

 y = 100/360 * x  (原点を通るのでb=0)

ここでxはレイヤーの回転角ですから rotation に置き換えます。

 y = 100/360 * rotation

この式の右辺をエクスプレッションフィールドに入力します。結果は下のようになります。

このように値の取る範囲を変換することをレンジのリマップともいいます。

続いていくつか実例を見てみましょう。LinkIcon実例