スムース : smooth
スムースは値の平均化をするメソッドです。
グラフの鋭角な部分を削って柔らかくします。
smooth ( width, samples, t )
戻り値はNumber / array
すべてのパラメータにデフォルト値が設定されています。
- width : 0.2
- samples : 5
- t : time
パラメーター
width
- 1,平均化する時間の範囲を決定します。
- 2,単位は秒です。
右図はモーションパスにsmoothを適用した例です。
- 1,値が大きくなると平均化する範囲が広くなるので、角の丸味が大きくなるのが判ります。
- 2,24fpsのプロジェクトなのでwidthの秒数を○/24で表示しています。
- 3,パスの1辺が1秒で、トータル4秒のプロジェクトです。
samples
時間内にサンプルする(取り出す)回数です。
- 1,基本的に奇数を使います。
- 2,サンプル数が少ないと角がカクカクしますが、多くするとスムースな曲線に近づいていきます。
300
t
- 1,標準ではt=time(現在の時間)で使います。
- 2,基本となる開始時間を指定します。
例 平均化
ランダムに散っている値を平均化して滑らかにしてみます。
- 上図の左は[ 位置 ]と[ 不透明度 ]がランダムに変化しています。
- 右は それに[ スムース ]を適用してあります。
- 下はそのグラフです。