データの型
- JavaScriptで処理をするためにいろいろな値を操作します。その値の型のことをデータ型といいます。
- データ型には3つの種類があります。Expressionを書いているときはあまり意識しないのですが、とても重要なポイントです。
- 例:
- 24という数値型
- Retakeという文字列型
数値 | 64ビット、浮動小数点。 整数値と浮動小数点値を区別しません。 |
---|---|
論理値 | trueとfalseの2つだけです。true=1 false=0 として評価、演算に使用できます。 |
文字列 | 任意の長さの英字、数字、記号などからなります。文字列を記述する時は引用符(" "/' ')に囲みます。 “平面1” 'My_name' |
- 上の3つは基本データ型でこの他にオブジェクトとよばれる複合データ型もあります。配列や関数も特殊なオブジェクト型です。
- typeOf演算子を使うとデータの型を調べることが出来ます。
型変換
文字列と数値は必要に応じて自動的に変換されますが、常に型を意識しておかないと思わぬエラーに遭遇します。文字と数値
数値から文字列へ
String関数 | String(number) |
---|---|
toString()メソッド | number.toString() 引数を省略すると10進数に変換 |
自動変換 | number + "" |
toFixed()メソッド | number.toFixed(0) 引数は小数点以下の桁数 |
文字列から数値へ
自動変換 | "123"- 0 |
---|---|
Number()コンストラクタ | Number("123") これは10進数だけに有効。数字以外の文字が接続していると使用できない。 |
parseInt()関数 | 先頭の整数のみを評価。数値以外のものは無視 parseInt("3.14cm"):結果は3 |
parseFloat()関数 | 整数と浮動小数点 parseFloat("3.14cm"):結果は3.14 parseInt()もparseFloat()も変換できない場合はNaNを返します。 |
eval() | 文字列を式として評価するので変換にも使えます。 eval("123"):結果は123 |